JAPAN ≠ EDICT OF GOVERNMENT ± In order to promote public education and public safety, equal justice for all, a better informed citizenry, the rule of law, world trade and world peace, this legal document is hereby made available on a noncommercial basis, as it is the right of all humans to know and speak the laws that govern them. JIS K 6804 (2003) (Japanese): Poly(vinylacetate) emulsion adhesives for woods The citizens of a nation must honor the laws of the land. Fukuzawa Yukichi K6 804 :2 003 まえがき この規格は，工業標準化法第 1 2条第 1項の規定に基づき， 日本接着剤工業会 (J A 1) /財団法人日 本規格協会 (J SA ) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申し出があり日本工業標 準調査会の審議を経て，経済産業大臣が改正した日本工業規格である。 とれによって， JIS K 6804:1994 は改正され，との規格に置き換えられる。 E，，也、、唱EAlJ、、 K6804: 2003 目次 げ 1i 田範囲 づ 規 う 明.格 寸 - 4 賓一 3 寸 A 雄の 防 方車践目 寸 斗 時 期 問によ 寸 dLULULULU斗斗、AA・・12F12 使ホ摘識用ル.の験料ム・一室の値ア一自の状のル一財温態丸一幻デ一時湿調めい均るヒ一ト度節方同区ド一一一一日分放一一一一刈散一・・・ よ・・・・・---tる区・分・ t11寸寸 3 試験探一一 ゴ 一一 試観法一一 t I00勺・ 試・度一一E一.一一一一 -R扱1η t1 0 00 制揮・温度 ・ 0 性 0000001234撤分低発・・一一 ゴゴ 0005r外材造分 t 000b1凶着汚一 1 ny8 膜 2 --0粘 強染 さ 一 不 寸 寸 灰 寸 イ 最 イ 木 - 接R 鵠 表 (2) JIS 日本工業規格 K6 804: 2003 の 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤 Poly (vinylacetate) emulsion adhesives for woods 1. 適用範囲 との規格は，木材の接着に使用する酢酸ピニル樹脂エマルジョン接着剤(以下，接着剤と いう。)について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は，この規格に引用されることによって，この規格の規定の一部を構成す る。とれらの引用規格は，その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B7 410 右油類試験用ガラス製温度計 JIS K6800 接着剤・接着用語 JIS K6833 接着剤の一般試験方法 JIS K6900 プラスチック-用語 JISK8629 タンニン酸(試薬) JISK8978 硫酸鉄 (II) 七水和物(試薬) JIS P3801 ろ紙(化学分析用) JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ JIS R3503 化学分析用ガラス器具 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は) JIS K 6800及び JISK 6900 によるほか，次による。 a) 酢酸ピニル樹脂エマルジョン接着剤 酢酸ピニルを主剤とし，水を媒体として乳化重合した接着剤。 4. 接着剤の種類 4.1 使用期間による区分接着剤の種類は，使用期間によって，表1 のとおり区分する。 表 1 接着剤の種類 摘要 年間を通して用いるもの 主として夏季に用いるもの 主として冬季に用いるもの 4.2 ホルムアルデヒド放散による区分接着剤のホルムアルデ、ヒド放散による区分は，表 2 のとおりと する。 2 K6804: 2003 表 2 ホルムアルデヒド放散による区分 区分 記号 内容 F官官官官等級 F官官官官 ユリア樹脂，メラミン樹脂，フェノール樹脂， レソ、ルシノール樹脂，ホルムアルデヒド系防 腐剤，メチロール基含有モノマー及びロンガ リット系触媒のいずれをも使用しではならな し、。 5. 品質接着剤の品質は. 8.によって試験し，衰3 の規定に適合しなければならない。 なお，接着剤には，ユリア樹脂，メラミン樹脂，フェノール樹脂，レゾルシノール樹脂，ホルムアルデ ヒド系防腐剤，メチロール基含有モノマー及びロンガリット系触媒のいずれをも使用してはならない。 表 3 接着剤の品質 試験項目 1 種 2種 3 種 適用試験箇条 外観 乳白色で粗粒子及び異物がないこと。 8.1 pH 3"'7 8.2 粘度 Pa's 1.0以上 8.3 不揮発分 % 40以上 8.4 灰分 % l 以下 8.5 最低造膜温度 ℃ 2 以下 2 を超え 15 以下 2 以下 8.6 木材汚染性 硫酸第 l 鉄塗布面より色がうすいこと。 8.7 接着強さ 常態試験 10 以上 10以上 7 以上 N/mrn2 8.8 耐水試験 3 以上 4以上 2 以上 6. 試験の一般条件 6.1 試験室の温温度試験室の温湿度は. JIS K 6833 の 4.1 (試験室の温湿度)による。 6.2 試料の状態調節試料の状態調節は. JIS K 6833 の 4.2 (試料の状態調節)による。 6.3 試験値の丸め方試験値の丸め方は. JIS K 6833 の 4.3 (試験値の丸め方)による。 7. 試料の採取方法及び取扱方法試料の採取方法及び取扱方法は， JIS K 6833 の 5. (試料の採取方法及 び取扱方法)に準じて行う。 8. 試験方法 8.1 外観外観は，試料を JIS R 3503 に規定する清浄なスライドガラス板上に，ガラス棒などで均一に 薄く塗布し直ちに粗粒子及び異物の有無を調べる。 8.2 pH pH は. JIS K6833 の 6.2(PH) に規定する方法による。 8.3 粘度粘度は. JIS K 6833 の 6.3 (粘度)に規定する方法による。 8.4 不揮発分 不揮発分は， JIS K 6833 の 6.4 (不揮発分)に規定する方法による。 8.5 灰分灰分は，質量の分かつている JISR 1301 に規定する内容積 130rn1の磁器るつぼに試料3g を正 確に量り採って乾燥，強熱灰化しe). デシケータ中で放冷後，質量をはかる。灰分は次の式によって算出 する。 3 K6 804 :2 003 A=互xlOO S ととに A 灰分(%) B: 灰分の質量 (g) S: 試料の質量 (g) 注e) 例えば電気炉で恒量左なるまで 900"'"'1000'Cで強熱灰化。 8.6 最低造膜温度 8.6.1 指定温度方法試料を JIS R 3503 に規定する清浄なスライドガラス板上に一面に広げ，表2 に示 す温度で湿度はできる限り低湿度に保って乾燥のし，厚さ 0.1---0.3mm の均一な皮膜を作るの。乾燥物が一 様な連続皮膜を形成し，更に皮膜が白濁しない最低温度を求め，最低造膜温度どする。 注e) 受渡当事者間の協定によって l 種は 2'C以下， 2種は 2'Cを超え 15'C以下， 3 種は 2'C以下の範 囲内の特定の温度で測定しでもよい。湿度はできる限り低湿度左する。 e) 不揮発分が約 20%になるように蒸留水で希釈し，この 2m1 を水平に保った顕微鏡用スライドガ ラス板上に広げる方法が便利である。 8.6.2 温度こう毘熱板形方法 a) 器具器具は，次のものを用いる。 1) 測定器温度とう配熱板形最低造膜温度測定器で，熱板の一方の端を高温に，他の端を低温に調整 できる装置を用いる。これらの装置の一例を園 1 に示す。 2) アプリケータ 試料を厚さ O.3mm以下，幅 15mm以上に塗布できるアプリケータ。 3) 温度計 JIS B7 410 のタグ密閉式低引火点用温度計 (TAG-50) 又はこれど同等の精度のもの。 b) 操作操作は，次によって行う。 1) 測定する試料に適した温度範囲を想定し，高温側及び低温側の温度を設定する。この際，最低造膜 温度が熱板の中央部分で測定できるように，かっ最低左最高の温度差が 20---400Cの範囲になるよう に設定する。 2) 熱板が熱的平衡に達したならば，試料をアプリケータを用いて高温倶肋、ら低温側に素早く塗布する。 3) 空気循環式測定器の場合は，透明なカバーをして空気を循環させる。 乾燥剤設置式測定器の場合は，所定の金網の上にシリカゲルなどの乾燥剤を置き，透明なカバー をする。熱板の表面を保護するために薄いアルミニウムはく(箔)，ポリエチレンシートなEを敷い てもよい。この場合，熱板表面に空気層ができないように注意する。 4) クラックのない連続した均一なフィルムが形成される最低の温度を図 2 によって読み取る。 4 K6804: 2003 4) (6 ~I前~I恒国| a) 空気循環式 b) 乾燥剤設置式 番号 部品名 ① 透明なカバー ② 乾爆剤 ① 乾燥剤受皿 ③ 熱甑 ⑤ 温度検知器 @ 空気入口 ⑦ 空気出口 図 1 最低造膜温度測定器の一例 5 K6 804 :2 003 高温僻:H- ト十 ト十 低温幌1I 塗布幅 塗布幅 塗布幅 塗布幅約5Dmm 約17mm 約l1mm 約17rnm (両端3mm部合を除外) a) b) d) 園 2 最低造膜温度の読み取り方法 8.7 木材汚染性 8.7.1 試薬試薬は，次による。 a) 硫酸鉄 0町七水和物 JIS K 8978 に規定する 1級。 b) タンニン酸 JIS K 8629 に規定する特級。 8.7.2 試験片 試験片は，タンニン酸 0.1 (mJm) %水溶液をあらかじめ含浸させ乾燥した JIS P3 801 に規 定する定性 l 種のろ紙を用いる。 8.7.3 操作 2枚の試験片を用意し，一方には接着剤，他方には硫酸第 1 鉄 0.01 (mJm) %水溶液をそれぞ れ薄く，かっ均一に塗布し，乾燥直後の色の濃さを目視で比較する。 8.8 接着強さ 8.8.1 試験の種類試験は，圧縮せん断試験方法によって常態試験及び耐水試験について行う。 8.8.2 被着材被着材は，含水率(全乾質量基準) 4........15%，容積密度 500........ 80 0kglm3のかば(樺)のまさ 目板で，接着しようとする面を平滑に仕上げ，その主繊維方向は試験片の材軸と平行にする。受渡当事者 間の協定によって，かばのまさ目板の代わりに他の樹種を用いてもよいが，その場合はその旨を結果に記 録する。 8.8.3 試験片の作製 あらかじめよくかき混ぜた接着剤を接着面に約 200glm2の割合で塗り，はり合わせ てから 0.5........1MPa の荷重で 10分以内に圧締し，そのまま 23士2tで 24 時間保持する。除圧後， 48 時間経 過してから図 3 に示す形状及び寸法に仕上げて試験を行う。試験片の数は 12個とする。 6 K6804: 2003 単位 mm Ell-ftiti-E主蝿纏 方 宙曹向 AZ ( j d 司u 司 1 1 1 1 4 一 ム鎧 備考 ③は25X25mm とする。 図 3 試験片の形状及び寸法 8.8.4 試験機試験機は，破壊荷重がその容量の 15"'"'85%に当たるもので，その標準荷重に対し，許容誤 差土1%のものを用いる口 荷重速度は毎分 8"'"'10kN.文はクロスヘッドの移動速度を毎分0.5"'"'3.0mm とする。 8.8.5 試験片取付け具 図 4 に示しであるような接着面に応力が集中できるものを用いる。 i荷量方向 トι :-$- オイルホーjレ A φ V 一一十干二本 w- @ φ: A-A 園 4 試験片取付け具